GAFA規制、政府が新会議 買収400億円で申告

独禁法対象に個人データ

政府は4日、巨大IT(情報技術)企業によるデジタル市場の独占を防ぐため、規制を検討する会議を発足した。IT大手が総額400億円以上の企業買収をする場合、申告を求めるなどの対策を年内にまとめる。来年の通常国会に関連法案を提出する。日本が省庁横断的な組織を設けて対策に乗り出すのは初めて。先行する欧州を参考にさらに具体策を検討する。

 

「デジタル市場競争会議」と名付けた。メンバーは関係閣僚や公正取引委員会委員長ら重量級だ。議長を務める菅義偉官房長官は「各国と連携し、国際的な議論をリードしていく」と強調した。デジタル広告市場の競争環境について調査を始めると決めた。

念頭にあるのは米グーグル、アップルなど「GAFA」と呼ばれる企業が大量のデータを保有し、デジタル市場で独占的な地位を占める懸念だ。第1弾として年内に4つの対策をまとめる。

1つはM&A(合併・買収)審査の強化だ。公取委は会議終了後、さっそく独占禁止法の審査指針の改正案を公表した。一般からの意見募集を経て年内に正式決定する。

いまの公取委の審査は売上高などの市場シェアに着目して判断する。デジタル分野では市場シェアが小さくても、大量のデータがあれば寡占が起きやすい。

4日に示した案では「買収総額が400億円以上で国内市場に影響があると見込まれる場合」に、公取委への申告を求めた。申告なしに公取委が審査を始めることもできる。小さな企業でも価値があるデータを持つ企業の買収が将来の寡占につながることを防ぐ。

2つめは独禁法の対象に個人ユーザーを入れることだ。大手企業がサイトの購買履歴などの個人データを同意なく利用すると「優越的地位の乱用」にあたると規定し、データを不適切に収集・利用することを防ぐ。

大手が取引先と結ぶ契約は条件を開示するよう求める。小さな企業が不利な条件を強いられないようにする。来年の通常国会に法案を提出する。このほかに個人データの利用停止を企業に要請できる「使わせない権利」を整備する。個人情報保護法改正案として来年の通常国会に提出する。

GAFAへの規制は欧州連合EU)が先行してきた。執行機関の欧州委員会が3度も米グーグルの競争法(独占禁止法)違反を認め、総額82億ユーロ(総額9700億円)の制裁金支払いを命じた。個人データ保護も「世界で最も厳しい」とされる一般データ保護規則(GDPR)がある。

多くのIT大手を抱える米国は規制に慎重だった。しかし18年に米フェイスブックから8700万人分の個人データが流出した事件が発覚し、規制論が高まってきた。

日本はこれまで後手に回ってきた。公取委などの規制当局にデジタルの人材が手薄だったためだ。今後は新会議を司令塔に、ITや人工知能(AI)、独禁法の専門家を集めて第2、3弾の対策を検討していく方針だ。

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